Xmingを導入して、Windows上でXを使ってみる xdmcp版

Debian上での設定

$ sudo vi /etc/gdm/gdm.conf


[daemon]
KillInitClients=0

[xdmcp]
Enable = 1

[daemon]のKillInitClients=0はXmingWindows間のコピー&ペーストがうまくいかない場合加えます。[xdmcp]のEnableは0やfalseになっていなければ、Enable=1と記述しなくても動くと思われます。

Windows上での設定
Xming X Server for Windows - Official Websiteより、XmingXming-fontsをWindowsにインストールする。最新バージョンはWindowsXP以上のみ動作するので、Windows2000を使う方はそれぞれ、6.9.0.18、6.9.0.6という古いバージョンを使いましょう。

  • XLaunchを実行します。Multiple WindowsではXDMCPセッションが開け無いので、それ以外を選びます。ちなみに私はOne Windowを選びました。次へ
  • Open session via XDMCPを選びます。次へ
  • テキストボックスにホスト名を入れます。次へ
  • そのまま次へ
  • Save configurationを押して名前を付けて設定内容を保存。完了を押すとgdmの画面が見られるはず。
  • 保存したファイルを実行すると、関連付けされていれば次回より同じ内容でXmingが起動します。

synergy使用時に半角/全角キーがきかない

今までWindowsからWindowsへの移動は開発終了したアプリW2XWを使っていたので問題なかったのですが、マウスの動きに少し難があったのと、折角Synergyを使い始めたのでWindows間もSynergyを使う事にしました。
マウスも快適に動くしこりゃいいやと思っていたのですが、半角/全角キーがききません。ALTIMEや猫まねき等でWindows上のIMEの機動スイッチを半角/全角キー以外に当てはめればそれで問題解決だったりしますが、
まあそこはそれ、斜にさんのところで、ソースのパッチや、Windows用のバイナリまで用意されているのでそれを利用することにしました。その結果無事半角/全角キーが動くようになりましたとさ。

Debian GNU/Linux 4.0 ("etch") 以前のリリースからのアップグレードの方法

KeN's GNU/Linux Diaryさんのところで、リリースノート第4章からの抜粋訳+αが公開されています。なんともご苦労さまです。
正直なところ今回のアップグレードはなかなか大変のようです。試されてこのような文を作られた方々は実にご苦労様であります。

anthyを使ってEmacsに日本語を入力すると文字化け

etchになってからデフォルトでanthyというものが入っていたので、それを使ってEmacsに日本語を入れると文字化けしました。まあlocaleを今回UTF-8に設定してインストールしたんでそれが問題の一つだろうなーとは思いつつ検索してみると、人力検索はてなにそのものずばりのものを発見。

$ sudo aptitude install mule-ucs
$ vi ~/.emacs

mule-ucsをインストール後、.emacsに(require 'un-define)を追加するときちんと日本語が表示されるようになりました。

購入した本

もう一つの王国 グイン・サーガ 113 (ハヤカワ文庫JA)Rubyist Magazine 出張版 正しいRubyコードの書き方講座―RubyistのRubyistによる、Rubyistとそうでない人のための
グイン・サーガ113巻「もう一つの王国」。
入院時に読もうかなと思ってとっていたのですが、つい読み始めてしまい、ようやく読了。まだタイスから出ません。ほんとにいつまでおる気なのかと。これなら200巻も余裕もいいところかもしれません・・・
Rubyist Magazine出張版正しいRubyコードの―RubyistRubyistによる、Rubyistとそうでない人のための
なんとも豪快に長い名前の本です。入院時に読もうかなーとまだ開いていません。どちらかといえばグインを置いておいて、こっちを読んだほうが良い気がしますが、まあそれはそれということで。
しかし病院から一向に連絡がない。いつ入院できるのであろうか・・・

gdmの起動時に鳴るビープ音を消す

$ sudo vi /etc/gdm/gdm.conf

[greeter]
SoundOnLogin=false

とりあえず[greeter]セクションにSoundOnLogin=falseと書くとビープ音が消えました。しかしなんでビープ音鳴らすのがデフォルトなんでしょうか、Emacsの^Hキーバインドのデフォルトなみに謎です。

Synergyを使ってWindowsとキーボードとマウスの共有を計ってみる

うちの場合ワイヤレスキーボードの都合上Windows側がサーバでDebian側がクライアントです。仮にホストネームをwin,debianとします。synergyの公式サイトよりWindowsのバイナリをダウンロードしました。

$ sudo aptitude install synergy

$ sudo vi /etc/synergy.conf

section: screens

        # ホスト名を書きます
        win:
        debian:
end

section: links
        #マウスカーソルの動きによってどこのマシンに移るか指定
        win:
                left  = debian
        debian:
                right  = win
end

と設定ファイルを書いて、Windowsのほうもサーバとして設定、Testボタンでテスト開始、debian側も念のためフォラアグラウンドのfオプションをつけて起動してみます。

$ synergyc -f win

INFO: synergyc.cpp,716: Synergy client 1.3.1 on Linux 2.6.18-4-686 #1 SMP Mon Mar 26 17:17:36 UTC 2007 i686
DEBUG: CXWindowsScreen.cpp,840: XOpenDisplay(":0.0")
DEBUG: CXWindowsScreenSaver.cpp,339: xscreensaver window: 0x00000000
・・・

マウスを動かした結果、共用がうまくいったのでWindows側ではAutoStartボタンを押してWhen_Computer StartsのInstallボタンを押しました。あとはDebian側でgdmでログインする時からsynergyを使えるようにしたいので

$ sudo vi /etc/gdm/Init/Default

/usr/bin/killall synergyc
sleep 1
/usr/bin/synergyc win

以上を比較的先頭に追加しました。これでgdmのログイン時に使えるようになりましたが、ログイン後はつかえないので

$ sudo vi /etc/gdm/PreSession/Default

/usr/bin/killall synergyc
sleep 1
/usr/bin/synergyc win

とすると、常時synergyにてキーボード・マウスの共用がかないました。