ircd-irc2のリビルド

なんとなくローカルにircdを入れて遊ぼうとしましたが、ircd-ircu ircd-irc2のどちらのパッケージもiAUTHなどで哀しいぐらい接続に時間がかかってどうしようもないので、設定などを見ても正直なところ何とかできそうな雰囲気がありませんでした。
仕方がないのでソースパッケージからリビルドという奴に初めて挑戦してみようと思い立ったのでありました。

まずは準備。パッケージ作成用ツールを入れる。

$ sudo aptitude install build-essential dh-make devscripts fakeroot

いつの日か自作パッケージを作る日のために、ポリシーのチェックを行うlindaを入れる。

$ sudo aptitude install linda

ソースを取得し、変更を行う。

$ apt-get source ircd-irc2
$ cd ircd-irc2-2.11.p1+dfsg
$ vi debian/maint/config.h

config.hの以下を変更。IAUTH, IDENTの拒否。split-modeに入らないようにしてみました。

#undef USE_IAUTH
#define NO_IDENT
#define SPLIT_USERS 0
#define SPLIT_SERVERS 0
#define ACCEPTTIMEOUT 10

とりあえず変更したのでリビジョンを変えてみる

$ debchange -i

するとChangelogが開かれるので適当なことを追加して編集を終了する。そしてパッケージの作成。

$ dpkg-buildpackage -rfakeroot -uc -b

するとソースパッケージを展開した所にdebファイルなどができるのでインストールして終了

$ sudo dpkg -i ircd-irc2_2.11.1p1+dfsg-2_i386.deb

何か問題があるのかもしれませんが、とりあえず動いているようです。